とりあえず鍛えておくか

それは、メンタルの強化書です。

サクッと内容紹介

いまの世の中、ふつうの精神では心が折れてしまう。
あなたの心を守る仕組みが必要だ!

外務省、特捜検察……巨大組織に屈せず、心を守り抜いた佐藤優氏が語るメンタルの強化術。
著者によると、ここ最近、講演会や勉強会の後で“メンタル面の不調"について相談されることが飛躍的に増えたといいます。
その背景には、日本社会が急速に新自由主義化しているために、ビジネスパーソンが常に競争圧力にさらされていることがあります。
新自由主義を推進すると弱肉強食の社会になり、格差が拡大。一旦、転落してしまうと、そこから這い上がることはほぼ不可能になります。
結果、メンタル面で苦しむ人が増えるというのです。

こうした弱肉強食の社会において、競争に耐え、勝ち残ることができるのは一握りの人だけ。
彼らは、他人を蹴落としてでも自分は生き残ってみせるという、良く言えばメンタルの強い人、
悪く言えば自分勝手で図々しい──言い換えると“下品"な人たちである、と佐藤氏は言います。
大半の、繊細で優しい心を持った普通の人たちは、競争の中でいつか心が折れてしまうだろう、と言うのです。

どんなに必死に頑張って働いても、会社に貢献しても、自分の「心」=「メンタル」が壊れてしまったら元も子もありません。
ではこれから先、私たちはどのように働き、どのようにして心を守ればいいのか。
下品になってでも戦い続けるのか、品格を保ちながら別の戦い方を探すのか。
これからの時代を折れずに、負けずに、疲弊せずに生き抜くための働き方を提案します。

【本書の構成】(抜粋)
第1章 下品化する社会とどうつき合うか?
第2章 「前のめり」な生き方をやめる
第3章 折れない! 疲れない! 自分のための働き方改革
第4章 心が折れた時の動き方・考え方
第5章 コミュニティとアソシエーションで乗り越える
著者について
佐藤優
1960年東京都生まれ。作家。元外務省主任分析官。同志社大学神学部卒業。同大大学院神学研究科修了後、85年外務省に入省。英国の陸軍語学学校でロシア語を学び、在ロシア日本大使館に勤務。北方領土問題など対ロシア外交で活躍。2002年、背任と偽計業務妨害容疑で逮捕。09年、最高裁上告棄却。13年、執行猶予期間を満了し刑の言い渡しが効力を失う。同志社大学神学部客員教授、同大学特別顧問、名桜大学客員教授。著書に『国家の罠』(毎日出版文化賞特別賞)、『自壊する帝国』(大宅壮一ノンフィクション賞新潮ドキュメント賞)など多数。

 

ひとつひとつ項目で回答しているので、非常に分かりやすくメンタル強化に繋がる内容です。

推しときます。

 

メンタルの強化書

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