それは、
とてつもない数学 (日本語)
です。
サクッと内容紹介
【発売4日で1万部の大増刷!! 】
鎌田浩毅氏(京都大学教授)推薦!
「数学“零点"を取った私のトラウマを払拭してくれた」
教育系YouTuberヨビノリたくみ氏絶賛!
「色々な角度から「数学の美しさ」を実感できる一冊! ! 」
【書評、メディア情報】
「朝日新聞 2020/7/25」紹介。「人気の数学塾塾長が数学の奥深さと美しさ、社会への影響力などを数学愛たっぷりにつづる。読みやすく編集され、数学の扉が開くきっかけになるかもしれない」。
佐藤優氏(作家・元外務省主任分析官)。「永野裕之著『とてつもない数学』は、粉飾決算を見抜く力を付ける上でも有効だ」(「週刊ダイヤモンド2020/7/18号」)。
数学は、
・奇人変人だらけの天才数学者たちが織りなす壮大な思考の歴史
・たった数行の数式で世界や宇宙の物理法則を記述する
・絵画、彫刻などの美術や音楽などの芸術、あるいは自然の美しさの背景には、数学理論に裏づけられた法則がひそんでいる
・インターネット、統計、AIなど、現代社会、テクノロジーを下支えしている
というように、学問としての奥行き、美術や音楽を語れる芸術性、実学としての有用性が揃ったとてつもない学問である。
本書は、「とてつもない」という切り口から数学の魅力を伝える。文系でも理解できるわかりやすさと読み物としての面白さを兼ね備えた数学エッセイ。
・・・ピタゴラス、デカルト、フェルマー、ニュートン、ライプニッツ、オイラー、ガウス、カントール......などの天才数学者たちの功績を紹介し、彼らがもたらした方程式、関数、微分積分、集合、確率、統計......といった数学上のブレイクスルーの意味をお伝えした。また、負の数、虚数、無限、 進法といった概念や、円周率やネイピア数という不思議な定数とその影響力の大きさ等についても書いた。
数学の大きな魅力の1つである「美しさ」にも1章を割いたし、魔方陣や万能天秤といったパズル的な話題を通して、数そのものの不思議さが感じられる「計算」も紹介した。我ながらヴァラエティに富んでいると思う。それだけ数学という学問は間口が広いのだ(本書の「おわりに」より)。
100点超の図解は、漫画家・イラストレーターのことり野デス子さん。Twitterフォロワー4万人超、数学者の夫との結婚を描いた「漫画家が婚活で数学者と出会った話」が「9万いいね! 」を超える人気を集めている。
(本書の目次より)
はじめに
1章 とてつもない数式
負の数は数学界のパラダイムシフト/1兆という「量」を想像できますか?/累乗は爆発的に増加する/数学の女王と整数の不思議/素数はいまも未解明 etc
2章 とてつもない天才数学者たち
無限を捉えた数学者の闇/欧米エリートの必読書『原論』とユークリッドの謎/インドの魔術師の驚異のひらめき/不完全性定理を証明した完璧主義者etc
3章 とてつもない芸術性
数学の美しさは内的快感にある/ピタゴラスと数秘術/数学は音楽や天文学だった!?/曲線の博物館へようこそ/タイルを敷き詰める数学etc
4章 とてつもない便利さ
「1対1対応」と秀吉のひも/フェルミ推定と「だいたい」/先頭に来ることが最も多い数字/有益な情報の見つけ方/統計が国家を変えたetc
5章 とてつもない影響力
大きな数はN進法で攻略せよ/ネイピア数は科学を支える/人類は円周率を探求する/虚数と量子コンピュータetc
6章 とてつもない計算
「魔方陣」で頭の体操/万能天秤を知っていますか?/両手を電卓にする方法/2桁の掛け算をすぐに暗算etc.
目次にとてつもない、どんだけ凄いだよって言いたい。
それぐらい面白いし興味深い。
数学がはまるかはまらないかは、この際読んで見てから判断するのも良い。
色んな分野で、数学は関係しているのは分かる。
それは、必要なのかでないのか。
推しときます。