なんで生きてるの

それは、

WHAT IS LIFE?(ホワット・イズ・ライフ?)生命とは何か 単行本

です。

サクッと内容紹介

本書は、ノーベル生理学・医学賞を受賞した生物学者ポール・ナースが、「生命とは何か」?について、語りかけるようなやさしい文体で答える一冊。

著者が、生物学について真剣に考え始めたきっかけは一羽の蝶だった。12歳か13歳のある春の日、ひらひらと庭の垣根を飛び越えた黄色い蝶の、複雑で、完璧に作られた姿を見て、著者は思った。

生きているっていったいどういうことだろう? 生命って、なんなのだろう

著者は旺盛な好奇心から生物の世界にのめり込み、生物学分野の最前線に立った。本書ではその経験をもとにして、「細胞」「遺伝子」「自然淘汰による進化」「化学としての生命」「情報としての生命」の生物学5つの重要な考え方をとりあげて、生命の仕組みについての、はっきりとした見通しを提示する。

・・・あなたの出発点がどのレベルにあろうと、そう、たとえ科学って苦手だなぁと感じている人も、怖がらないでほしい。この本を読み終えるころには、あなたや私や繊細な黄色い蝶、そしてこの惑星上のすべての生き物が、どのようにつながっているか、より深く理解してもらえるはずだ。私と一緒に、「生命とは何か」という大いなる謎に迫ろうではないか。(本書の「まえがき」より)

◯世界各国の第一人者たちが絶賛!
養老孟司氏(解剖学者、東京大学名誉教授)
生命とは何か。この疑問はだれでも一度は感じたことがあろう。本書は現代生物学の知見を十分に踏まえたうえで、その疑問に答えようとする。現代生物学の入門書、教科書としても使えると思う。

池谷裕二氏(脳研究者、東京大学教授)
著名なノーベル賞学者が初めて著した本。それだけで瞠目すべきだが、初心者から専門家まで読者の間口が広く、期待をはるかに超える充実度だ。誠実にして大胆な生物学譚は、この歴史の中核を担った当事者にしか書けまい。

更科功氏(生物学者東京大学総合研究博物館研究事業協力者)
近代科学四百年の集大成、時代の向こう側まで色褪せない新しい生命論だ。

ブライアン・コックス(素粒子物理学マンチェスター大学教授)
科学でもっとも重要と思われる問いについて、探究心をもって美しく書かれている。複雑で深淵な問題に、真に深い理解を与えてくれる、稀有な機会に恵まれた。現代生物学の入門書として、これまで読んだ中でベストだ。

シッダールタ・ムカジー(医師、がん研究者 コロンビア大学准教授)
この刺激的で生き生きとした本の中で、ポール・ナース卿(細胞分裂を制御する決定的な遺伝子のいくつかを発見)は、生物学に深く沈潜し、「生命」の5つの本質的な特徴に光をあてている。5つのテーマがすべて驚きと発見にみちていて、いったん読み始めたら止まらない。これから何十年も生物学者にひらめきを与え続けることだろう。

アリス・ロバーツ(人類学者 バーミンガム大学教授)
見事に生物学を俯瞰している。偉大なアイディア、きらめく細部、そして個人的なひらめきが上手くまとまっている。本を読み終えると、生き物の多様性と複雑性と「つながっている」ことに関して、深い驚きの念に打たれる。生物学の最大の難問を扱っていて、私がこれまで読んだ中で、最善の答えが示されている。ポール・ナースは稀有な生き物だ。なにしろ、ノーベル賞を受賞しているだけでなく、科学コミュニケーターとしても超一流なのだから。

 

今生きてるよ。

それで、生命とは何か?

日頃の疑問を生物学者ポール・ナースが解明のヒントを導き出してくれる。

スケールがデカいけど、なんとなく疑問ちゃ疑問だよね。

時間とは何か?と同じぐらい疑問だよ。

推しときます。

 

WHAT IS LIFE?(ホワット・イズ・ライフ?)生命とは何か