世間では

それは、世界中の医学研究を徹底的に比較してわかった最高のがん治療 です。

サクッと内容紹介

--------------------------------------------------------------
科学的根拠に基づいた、いちばんやさしくていちばん正しいがんの本!

抗がん剤、免疫、先進医療、緩和ケア、食事、検診、予防医療……。
玉石混淆のがん情報の中から、効果が証明されたもののみを厳選。
これを読めば「現時点で最も効果が期待できるがんの治療法」がわかる!
--------------------------------------------------------------

がんを治せるなら、いくらお金を出してもいいと思っている方はたくさんいるでしょう。
残念なことに、そこにつけ込んで怪しい治療法をがん患者さんに売りつける業者が存在します。
それだけでなく、手術や抗がん剤治療などの有効な治療法を悪く言うことで、怪しい治療法を信じ込ませようとさえします。

本書は、そのような状況を少しでもよくするために書かれました。

がんの専門家の間には、世界中の医学研究を徹底的に比較してわかった、現時点でがんに最も効果が期待できる治療法が共有されています。
その治療法をやさしく解説することが、本書の目的です。

なぜ「現時点でがんに最も効果が期待できる」と言い切れるのか、根拠に触れながらわかりやすく解説するので、きっと納得していただけると思います。
治療法だけでなく、食事との関係、発生原因、情報の見分け方、検診、予防法についても説明するので、一読すればがんについての必要な情報がひととおりわかるようになるでしょう。

「がんは国民病」と言われているのに、学校ではがんについて十分に習うことはありません。
最低限の知識がなければ、だまされてしまうのも無理のないことです。
学校では習わないけれど、皆さまに知ってほしいとても大事なことがある。そう思いながら、私たちは本書を書き上げました。

この本を読んでいただくことで、間違った情報で苦しむ方が1人でも多く減るのであれば、これに勝る喜びはありません。

(「はじめに」より)
出版社からのコメント
目次抜粋

はじめに がんになったらどの治療法を信じればよいのか

第1章
「最高のがん治療」はどのように決められるのか

1万個に1個しか残らない! がん治療薬を選抜する4つのプロセス
「新しい治療法であるほど効果が期待できる」わけではない
「余命2年のところ5年も生きた奇跡の治療法」を信じてはいけない …など

第2章
「最高のがん治療」では何をするのか

効果を徹底的に検証された3つの標準治療
「日本での承認の遅れ」はわずか0.4年
「緩和ケア」は最後の手段ではなく、第4の治療法
「免疫細胞療法」とオプジーボはまったく別物
「免疫療法=副作用が少ない」は間違い …など

第3章
食事やサプリでがんは治るのか

糖質制限でがんは治るのか
「コーヒー浣腸」には死亡例も
治療後のがん患者さんがとるべき理想の食事とは
サプリは抗がん剤の効果を弱める可能性がある …など

第4章
どうしてがんができるのか

タバコを吸わなくても、親ががんでなくとも、がんになる人がいる
がんの原因は「プログラムエラー」の蓄積
がんができる3大要因とは
「がんになったのは過去の生活習慣のせい」は言い過ぎ …など

第5章
「トンデモ医療」はどうやって見分けるのか

教育レベルや収入が高い人ほど、怪しいがん治療法にだまされやすい
科学的根拠に基づいた8つの情報源
トンデモ医療を見分ける6つのポイント …など

第6章
どうやってがんを見つけるのか

がんが疑われる4つの症状
受けるべきがん検診はこの5つ
前立腺がんの60%は進行しない …など

第7章
がんを防ぐために普段の生活で何ができるのか

がんになるリスクを上げる2つの食品
がんになるリスクを下げる5つの食品
お酒は少量なら体によい? 悪い?…など

おわりに この本は「情報のワクチン」である
著者について
津川友介(つがわ・ゆうすけ)
医療データ分析の専門家。カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)内科学助教授。東北大学医学部卒業後、ハーバード大学で博士号(PhD)を取得。聖路加国際病院世界銀行ハーバード大学勤務を経て現職。著書に『世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事』(東洋経済新報社)、共著書に『「原因と結果」の経済学』(ダイヤモンド社)。

勝俣範之(かつまた・のりゆき)
日本の抗がん剤治療のパイオニア日本医科大学武蔵小杉病院腫瘍内科教授、外来化学療法室室長。富山医科薬科大学(現富山大学)医学部卒業後、国立がんセンター中央病院内科レジデント、同薬物療法薬物療法室室長などを経て現職。『逸脱症例から学ぶがん薬物療法』(じほう)、『「抗がん剤は効かない」の罪』(毎日新聞社)など著書多数。

大須賀覚(おおすか・さとる)
がんの研究者。アラバマ大学バーミンガム校(UAB)脳神経外科助教授。筑波大学医学専門学群卒業後、日本で脳神経外科医として脳腫瘍患者の治療に従事した後、基礎研究者へと転身。現在は脳腫瘍を治療する新薬開発に従事。日本での詐欺的がん情報の拡大を危惧し、がん患者をそれから守ろうと、ブログ、Twitterなどの各種メディアで情報発信を行っている。

 

世間では、コロナコロナと言われているけど、がんも怖いのよ。

がんの巷にある疑問を解決しながら、がんはどのようなものかを紐解いていくみたいな感じの本です。

気になるよね。

推しときます。