それは、ブロックチェーン、AIで先を行くエストニアで見つけた つまらなくない未来です。ここで、サクッと内容紹介
▶機械に仕事を奪われても食べていくにはどうするのか?
▶優秀な人材を世界から集めるにはどうするのか?
▶都市と地方の格差を埋めるにはどうするのか?
▶グーグルやアップルのような企業をどうやって生めばよいのか?
▶プログラミング教育はどう行えばよいのか?
閉塞感漂う日本の課題解決のヒントは
「未来をダントツに先取りしている」エストニアにあった!
エストニア現地取材を通して見つけた、
「つまらなくない未来」とその描き方とは。
‖課題だらけの日本に襲い来るAI、ブロックチェーン……
‖私たちは、このまま「つまらない未来」を迎えるしかないのか?
「課題先進国」と言われつつも、その課題に答えを出せないまま、
AIやブロックチェーンというテクノロジーの変化にのまれつつある日本。
社会、産業、教育は今後どう変わっていくのか、私たちは何をしないといけないのか――
世の中を見ても、ネガティブな「つまらない」予測があふれ、
身の回りには閉塞感ばかりが漂っています。
ですが、そんな日本に暮らす私たちにとって、
「つまらなくない未来」を描くヒントになる国があります。
それこそが、エストニアです。
‖なぜいま世界のトップ人材は、
‖エストニアに注目するのか?
日本でいうと人口は福岡市とほぼ同じ(約130万人)、
面積は九州と同程度、という小さな国です。
そんな小さな国が、なぜいま世界中から大きな注目を集めているのでしょうか。
その理由として、本書の監修者である孫泰蔵さんをはじめ、
世界中のトップ人材が挙げるのが、エストニアがほぼ100%「電子政府」を実現していることです。
たとえば、子どもが生まれると10分後にはデジタルIDが付与され、国からお祝いメールとともに、
「国の子育て支援に関する制度への申し込みが自動的に完了したこと」が知らされます(本書27ページ)。
そして、このような先進的な仕組みを、ブロックチェーン技術を元にした
強固なセキュリティ(改ざんしようがない)を伴って実現しています(本書1-4、1-5参照)。
それだけではありません。
構築した電子政府のプラットフォームを世界中の人たちのために開放し、
新たな産業も生み出しています。
いまやエストニアの「仮想住民」となり、起業することも簡単にできます(イーレジデンシー。本書2-1参照)。
もちろん、一度もエストニアに足を踏み入れたことがなくとも、です。
エストニアは、まさに20年先を覗き見たかのような“未来国家”となっているのです。
‖孫泰蔵氏、ケルスティ・カリユライド大統領を独占取材!
‖多様な視点で、「つまらなくない未来」の描き方をあぶり出す!
今回は、そんな世界中が注目するエストニアで、いま知るべきことを現地のキーマンに徹底取材。
数十人に及ぶインタビューを通して見えてきたのは、
日本に蔓延する閉塞感の原因となっている課題に対して、
ワクワクする未来、つまり「つまらなくない未来」を描くためのアイデアを次々と出す、
エストニアの人たちの考え方でした。
だからこそ、本書は現地の情報をただまとめるのではなく、
「社会」「働き方」「産業」「教育」の4つのテーマを持つそれぞれの章で、
「いま日本に生きる個々人が、この小さな国から何を学べるのか」を示して落とし込みました。
さらに、Mistletoeファウンダー孫泰蔵氏への特別インタビュー(序章)に加えて、
現地で実現したエストニア大統領、ケルスティ・カリユライド氏へのインタビュー(終章)も収録。
より多様な視点で、面白い未来をどう描くか、解き明かしていきます。
最先端を行く、エストニアは、電子政府らしいです。これが、良いのか悪いのかは、個人によりますけどね。近未来の出来事が、エストニアはリアルになっているです。それを知るきっかけになる本だと思います。推しときます。
ブロックチェーン、AIで先を行くエストニアで見つけた つまらなくない未来
- 作者: 小島健志,孫泰蔵
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2018/12/20
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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