付き人から見た

それは、

我が師・志村けん 僕が「笑いの王様」から学んだこと 単行本 

です。

サクッと内容紹介

新型コロナで急逝した「笑いの王様」――
その絶頂期を付き人として仕えた著者が語る「知られざる素顔」。
底抜けに優しく、笑いにはとことん厳しい天才の姿に感動!

2020年3月29日、日本から「笑いの王様」が天へと旅立っていった。
その名は志村けん――享年70歳。まだまだ、テレビに舞台に精力的に活動を続けていこうとしていた矢先に襲った新型コロナ。その第一報の衝撃はいまだに生々しい。
多くの大物芸人たちが司会や役者などの道を切り拓いていったのに対して、あくまでも「お笑い芸人」を貫いた師匠は、自分自身の「笑いの哲学」を語ることもほとんどなかった。
しかし、そんな口数少ない志村けん氏の毎日を付き人として7年間、朝から晩まで、海外へも同行した男がいた。鹿児島出身の若者・櫨木信一(はぜきしんいち、後に乾き亭げそ太郎)。
志村けん氏に憧れ、上京した櫨木は運良く、ドライバー兼付き人として採用される。
「笑いは正解のない世界だから、俺から教えることは何もないぞ」
その一言に新人・櫨木は「これこそが本物の芸人だ」と感動した。惚れた。。
若者から見た志村けんは、どこまでも優しい男だった。どんなに仕事上のミスをしても怒らない。「そういうこともあるさ」と飄々としていた。だが、「笑い」の上での間違いに対しては、徹底的に問い詰める。
「お前のやった役は端役のように見えるかもしれない。しかし、そんな端役にもきっと人生や悲哀があるんだ。そこを徹底的に考えろ。そうしたら答えはかならず見える」
櫨木はその教えを真正面から受け止めて育っていった。

<もくじ>
序章 動いてみれば、答えは出る
第一章 仰げば尊し
第二章 常識を知らなきゃ「非常識」はできない
第三章 芸人修業
第四章 やさしさのカタチ
第五章 いつか「だいじょうぶだぁ」と言ってもらう日まで

〈著者略歴〉
本名・櫨木信一。1971年、鹿児島県生まれ。94年、志村けんに弟子入りし、7年間付き人を務める。97年から2016年までTV番組『志村けんのバカ殿様』に”メガネをかけた家来”としてレギュラー出演。
舞台『志村魂2』(07年)~『志村魂10』(15年)出演。芸名の命名有吉弘行氏と肥後克広氏。2010年から鹿児島でローカルタレントとしての活動を始め、現在は鹿児島テレビ『かごニュー』『見っどナイト』などで活躍中。かごしま漬物大使。温泉ソムリエ

 

著者は、ドライバー兼付き人をして今は、タレントとして活躍している。

肌で感じる志村けんという偉大な師匠から学ぶ事がたくさんあったんだろうね。

コントも徹底して追及する自分に厳しい志村けんの様子を垣間見える本かも知れないよね。付き人から志村けんはどう見えたのか。

推しときます。