これからの時代

それは、コロナの時代の僕らです。

サクッと内容紹介

2020年春、イタリア、ローマにて。
感染症の混乱、空白の中に取り残された小説家は、静かに、コロナウイルス時代の始まりを告げた。

世界27カ国で緊急刊行。200万部のベストセラーをもつイタリア随一の小説家が感染が広がりゆく中で記した27篇に加え、日本語版には、後日談となるあとがきを特別掲載。

渦中のイタリア。200万部のベストセラーと物理学博士号をもつ小説家、パオロ・ジョルダーノにもたらされた空白は、1冊の傑作を生みだした。 今まさに私たちに求められている、極限の忍耐と、理性的な態度について。そして、この大いなる災いが過ぎ去ったのち、私たちにきっと課せられる、使命について。 生まれもった科学的な姿勢と、全世界的な抑圧の中の静かな情熱が綾をなす、私たちがこれから生きなくてはならない、コロナウイルス時代の文学。

目次

地に足を着けたままで
おたくの午後
感染症の数学
アールノー
このまともじゃない非線形の世界で
流行を止める
ベストを望む
流行を本当に止める
慎重さの数学
手足口病
隔離生活のジレンマ
運命論への反論
もう一度、運命論への反論
誰もひとつの島ではない
飛ぶ
カオス
市場にて
スーパーマーケットにて
引っ越し
あまりにたやすい予言
日照り雨
寄生細菌
専門家
外国のグローバル企業
万里の長城
パン神
日々を数える

あとがきコロナウイルスが過ぎたあとも、僕が忘れたくないこと
著者について
パオロ・ジョルダーノ
小説家。1982年、トリノ生まれ。トリノ大学大学院博士課程修了。専攻は素粒子物理学。2008年、デビュー長篇となる『素数たちの孤独』は、人口六千万人のイタリアでは異例の200万部超のセールスを記録。同国最高峰のストレーガ賞、カンピエッロ文学賞新人賞など、数々の文学賞を受賞した。

飯田亮介
1974年生、日本大学国際関係学部国際文化学科中国文化コース卒、中国雲南省雲南民族学院中文コース履修、イタリア・ペルージャ外国人大学イタリア語コース履修。訳書にフェッランテ『リラとわたし』『新しい名字』など「ナポリの物語」シリーズ、ジョルダーノ『素数たちの孤独』『兵士たちの肉体』など(以上早川書房刊)。

 

これからの世代の方は、今後の生き方を考えなければならない時代に来ている。

今の政府は、他人事とみたいな感じで進んでいると思う。

今後、3人に1人の割合で感染者数になる可能性があるかも知れないしそうでないかも知れない。

その前に、ワクチンや薬が出来れば、収束に向かう訳だけど、当分それは叶わないかも知れない予感がする。

その前に、これを読むのもありだと思う。

推しときます。

 

コロナの時代の僕ら

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