考える

それは、人生の結論です。

小池一夫さんの本です。

内容紹介

人は、どうやって生きたら幸せになれるのだろう。
人との心地よい距離感の保ち方から、しんどい仕事の乗り切り方、
極上の日常のつくり方、
そして、豊かな年の重ね方まで、
ツイッターフォロワー80万人が感動した数々の人生訓を新たに完全書き下ろし。
もがきながら懸命に生きるあなたへ贈る言葉


●第1章 人間関係について
他人と上手く付き合うには、自分と上手く付き合う
人間関係を突き詰めれば、「無理をして付き合わないこと」
八方美人は八方塞がり
人との付き合いは、1+1=100
無駄な駆け引きをしない
エネルギー泥棒
自分を愛せる程度にしか他人は愛せない
他人に完全を求めない、自分が不完全なのだから
人の好き嫌いぐらい自分で決める
人との縁を切る
許すが忘れない
失礼な人は無視してもよい
反応すべき人・反応すべきではない人
相手を深追いしない
一流は競う、二流は群れる
相手の怒り方を見極める
自分の生まれ持った性質通りに生きる
人付き合いの幼稚化
自分の感情の都合で人を傷つけない
いい言葉を使う人には、いい人生をつくる力がある
誰のせいでもない

●第2章 働くことについて
働くとは自由を手に入れること
仕事を選ぶことは人生を選ぶこと
「仕事ができるフリ」をやめると、目的にたどり着ける
人の話を雑に聞かない
自分の仕事のスキルを快く下に譲る
仕事は準備が全て
実力だけで勝てないのが仕事
人のペースに合わせない
いちばんできたときの成果は、自分の実力ではない
仕事の経験の「量」を「質」に変える
心を復活させる特効薬
自分の師が目指していた、その先を目指せ
がむしゃらで格好悪い人に、運は舞い込む
金を稼ぐことは人生の選択肢を増やす
仕事の下僕にならない

●第3章 自分との付き合い方について
自分を大切にする人は、人も大切にできる
自分の評価を他人に任せない
自分の不安を誰かに解消してもらおうとしない
嫌がらせと幸せがらせ
苦労したことの元を取る
弱い者ほど相手を許すことができない
1人の人と深く付き合う
「まあ、いいか」と上手にあきらめる
戦えない自分が、戦う人を笑うな
あなたを大切にしない人を、あなたが大切にする必要はない
人格の狭さは、己の世界の狭さ
自分の役割を決めない
機嫌よくいる
人生の悪いときに決断をしない
誰と出会うかで人生は変わる
弱音を吐く相手を選ぶ
「世の中、いろんな人がいるなあ」で済ます

●第4章 粋について
上質なものに触れる
粋で野暮天
一流の店で買うのがいちばん安い
なくしたら「同じ物を買いたい」と思える物だけを買う
大人になって欲しがる物で育ちが分かる
お金がないなりの楽しみ方を見つける
いいものは、灯台下暗し
日常の極上こそ人生を楽しくする
洗練は冷たい
人任せでは成熟したものを得られない
余裕ある大人の所作のヒント
大人の世界の自由度
余裕とは優しさ、優しさとは根性
憧れの対象になる大人がいない
ただ、「格好いいから」選ぶ
本を読め、旅に出ろ、人の悪口を言うな
モノ選びは人生を選ぶこと

●第5章 人を愛することについて
ちょっとした感動を共有しあえることが喜び
愛がないと歪む
愛の究極
身近な人にこそ丁寧に
人を愛することは、その人の幸せを願うこと

●第6章 年を重ねることについて
どういう老人になるかは、今の自分で決まっている
「老い」を前向きにとらえるには
今の自分は若い頃の結果
自分の意志で老人になる
「生産」をやめると老いる
老いは失われゆく若さに勝る
いつか全て終わるのだから、今は頑張ろう

●第7章 自己実現について
どうにもならないことに心を注がない
逞しいアイデンティティを持つ
過去が未来を決めるのではなく、未来が過去を決める

自分の限界をあえてつくる
いざというときには普段やっていることしかできない
苦労は人を歪める
自分が自分を守る
豪華な生活より、気持ちのいい生活
心の避難場所を見つける
人生の二毛作、三毛作

 

心に響きます。

考えさせられる事が、多数です。

推しときます。

 

人生の結論 (朝日新書)

人生の結論 (朝日新書)